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こんにちは、小山です。
「英会話もビジネチック英文」、です!
英会話やりたくても、「ビジネチック英文」、です!
今日も「ビジネチック英文」のポイントを意識しながら、15分で英文をブッた切ってみましょう!
こういう勉強をすると、ちゃんと「文章力」がついて、
英会話のレベルも、間違いなく格段にアップしますからね!
逆に「文章力」がないと、英会話はいつまでたってもできるようにはなりませんよ!
私、3年もオランダにいて、ヨーロッパ中やUSAの人とたくさん話しをしてみて、
“That’s amazing !”とか、一度も使ったことないですからね!(苦笑)
そういうの、たくさん覚えてりゃいいって訳じゃないですからね!
意味もなくそんなのたくさん覚えても、ムダな努力になりますからね!
それよりは、「文章力」つけてください。
「自分が表現できる、正確な英語のレベル」、アップさせてください!
はいっ、では行きましょー、今日も前回同様、映画「ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー」から、
ダース・ベイダーがクレニック長官に言うセリフです。
前回・前々回と同じセリフですが、今日もタイトルどおり、
「ネイティブのようにペラペラしゃべれても、全く価値がない!」と、実証してみせます!
「その2」で、今回は、「ペラペラしゃべるよりも、英文力である!」と実証してみせます!
おもしろいでしょ?
このセリフの単語・熟語解説は、前々回の記事をご覧ください↓
一応復習として、前回載せたしゃべり、下記します↓
まずはネイティブのように話してみます!↓
①”I expect you not to rest until you can assure the Emperor… that Galen Erso has not compromised this weapon in any way.”
「少しも休んでいるヒマはないぞ、ゲイレン・アーソがこの武器(デス・スター)の信用を少しも傷つけていないということを、皇帝に納得させるまではな。」
うーん、価値はありませんね、次、ダース・ベイダーっぽくです↓
②”I expect you not to rest until you can assure the Emperor… that Galen Erso has not compromised this weapon in any way.”
「少しも休んでいるヒマはないぞ、ゲイレン・アーソがこの武器(デス・スター)の信用を少しも傷つけていないということを、皇帝に納得させるまではな。」
まぁ、こういう風にしゃべりたければ、というところですね。
次、ゆっくりです↓
③”I expect you /not to rest /until you can assure the Emperor… /that Galen Erso has not compromised /this weapon /in any way.”
「少しも休んでいるヒマはないぞ、ゲイレン・アーソがこの武器(デス・スター)の信用を少しも傷つけていないということを、皇帝に納得させるまではな。」
英会話として、「できている!」ということになります。
「英会話が全くできない」ということであれば、まずはここを目指してください。
※(文章を区切っているのは「しゃべりやすい区切りだろう」という理由だけで、文法的な根拠はありません)
はいっ、ということで、「英会話ができる!」という意味では極端な話し、この③ができればいい訳です。
なぜか?「英会話は、外人さんに伝わればいいから」、です!
もう一度言います、「英会話は、外人さんに伝わればいいから」、です!
前回も書きましたが、イタリアの購買部長のおばちゃんなんか、ゆっくり、時々間がありますが、
それでも、3分とか5分とか、ずっとしゃべってますよ!
ネイティブのニュースアナウンサーみたいにずっとスラスラしゃべってなくとも、
「英会話はちゃんとできる!」んですよ。
また、私がよく付き合ってたドイツ人の商社の人も、
Ph. D.と言って、「博士水準の学位」を持つ、ものすごく頭のいい人でした。
理系の人で、化学の構造式とかスラスラ書いちゃう人でしたが、しかしそんな人でもやはり、
ゆっくりと、時々間を開けて、3分でも5分でもしゃべってますよ!
逆に聞いてて、その方が聞きやすくて、いいですよ!
ネイティブのニュースアナウンサーみたいにずっとスラスラしゃべってなくとも、
「英会話はちゃんとできる!」んですよ。
もう一度言います。
ネイティブのニュースアナウンサーみたいにずっとスラスラしゃべってなくとも、
「英会話はちゃんとできる!」、んですよ。
それが「現実」です。
皆さんは、「現実的な英会話」、キライですか?
世界中の誰も求めてなくても、「ネイティブのアナウンサーみたいに」、ずっとしゃべってたいですか?
私はそうは、全く思いません!
「世界中の誰も、求めてない」ですからね!
ゆえに上記①のネイティブのような話し方は私はできるが、「価値はない」と、考えてる訳です。
逆に③のようにできれば(分かりやすくするためにちょっと極端ですが)、
でも極端な話し、本当に③のように話しても、世界中のどの外人さんからもクレーム来ないので、大丈夫ですよ!
それが「現実」です。
はいっ、ということで今日は「英会話」ではなく、「英語の文章そのもの」に焦点を当てます!
もちろん、「英会話も視野に入れて」、ですよ!
そっちの方が、よっぽど重要です!
はいっ、ということで文章を区切って、解説します!↓
“I expect you not to rest /until you can assure the Emperor… that Galen Erso has not compromised this weapon in any way.”
「少しも休んでいるヒマはないぞ、ゲイレン・アーソがこの武器(デス・スター)の信用を少しも傷つけていないということを、皇帝に納得させるまではな。」
まず前半の、”I expect you not to rest” まで、見ます。
この文章は大きく見ると、”I expect you not to rest”に「until 以下の文章がくっついた」、
だけの文章なのです!
だからrestとuntil の間を区切るのが、一番重要と言えます!
「~までお前が休まないことを期待する」、というのが、文章全体の意味です。
そのうち「~まで」の「~」の部分、
これを後半に、長々と言ってるだけなんですよ!
分かりましたか?
私は「実際書くこと」を推奨します、その前提で書きます。
まず、I expect you「お前に期待する」と書いて、前々回(36)の記事で書いた(リンクは上記参照)
「expectは期待する、というポジティブな意味だけではない!」
というのを意識しながら、書きます!
ねっ、丸暗記じゃないでしょ?
おもしろいでしょ?
次にnot to restと書いて、「休まないことを」、
で、この休まないのは「お前が!」ですよね。
ダース・ベイダーがクレニック長官に言っているので、「クレニック長官が!」という意味ですよね。
“I expect you /not to rest”「お前が休まないことを期待する」、
ここまで大丈夫でしょうか?
youと not の間にもこのような区切りを入れていく・・・、
これも分かりやすくなる手ですので、オススメします。
文章のメインの意味としては、これだけです!
で、後は”長い付属の部分”、until 以下ですね。
“I expect you /not to rest /until you can assure the Emperor… that Galen Erso has not compromised this weapon in any way.”
まず”until you can assure the Emperor…”「お前が、皇帝に納得させることができるまで」と書きます。
で、また、assureの訳、特にニュアンスですね、これを正確に意識しながら、書きます。
assureの意味・ニュアンスも前々回(36)で解説してますので、ご覧ください!
ここまで大丈夫でしょうか?
“I expect you /not to rest /until you can assure the Emperor… /that Galen Erso has not compromised this weapon in any way.”
はいっ、最後、that 以下ですね!
はい、また出てきました「that 節」、もうこれはホント重要ですので、あやふやな方、以下の記事も参照してみてください!↓
単純に「that 節」というのは日本語にすると、「~と、~ということを、~であると」、
そんな感じの訳になってきます。
つまり”until you can assure the Emperor…「お前が皇帝に納得させることができるまで」
何が何であると?
「that 以下で説明」、している訳ですよ!
おもしろいでしょ?
“that Galen Erso has not compromised this weapon /in any way.”「ゲイレン・アーソがこの武器(デス・スター)の信用を少しも傷つけていないということを」
↓
“until you can assure the Emperor…「お前が皇帝に納得させることができるまで」
という意味です!
カンタンでしょ?
はい、ここまで大丈夫でしょうか?
で、また区切るなら、weapon とin の間で区切ると分かりやすいですね。
そして書きながら、compromiseとかin any wayの意味をまたじっくり確認しながら、勉強します!
この2つの意味も前々回(36)で詳しく解説してますので、ご覧ください!
はい、ということで、
“I expect you /not to rest /until you can assure the Emperor… /that Galen Erso has not compromised this weapon /in any way.”
「少しも休んでいるヒマはないぞ、ゲイレン・アーソがこの武器(デス・スター)の信用を少しも傷つけていないということを、皇帝に納得させるまではな。」
この文章を区切って書きながら、内容をじっくり確認していくと、このようになりました!
ただ、大きく分けるならやはりrestとuntilの間で分けて、
「ああっ、until以下の文章がつながっているだけなんだな。」
と、ちゃんと理解した方がいいです。
なぜ、「英会話だけ、ネイティブのようにしゃべることだけ、求めない方がいいのか?」
それは間違いなく、こういう文章の文法的・単語的解釈をしっかりしてないと、
“ただ長い文章”
これをわけも分からず、頭から最後までなんとか聞き取って早口で言おうとする・・・、
そんなことに、終始してしまうからです!
“I expect you not to rest until you can assure the Emperor… that Galen Erso has not compromised this weapon in any way.”
“I expect you /not to rest /until you can assure the Emperor… /that Galen Erso has not compromised this weapon /in any way.”
「少しも休んでいるヒマはないぞ、ゲイレン・アーソがこの武器(デス・スター)の信用を少しも傷つけていないということを、皇帝に納得させるまではな。」
「聞いてしゃべるのだけ」、ポイントも分からず、1回でできましたか?
できなかったら、100回トライしますか?
100回目でできたとしても、
これとちょっとでも違った文章・会話に、簡単に応用できますか?
逆に文章として、区切ってでもゆっくりでも、じっくり吟味した方はどうですか?
「聞いてしゃべるのだけ」は、ただ「なんとか聞き取って、なんとかマネしてしゃべれた!」、
つまり丸暗記的に何とか会話できた!で、終わりですよね?
現実に、「全く使えない」んです。
だから意味ないんですよ、私もさんざん勉強としては経験したし、
そして何より、上記にも前回の記事にも書いたとおり、”少しもそういうこと、現実で求められてない”し、
あなたが実際の英会話や文章を書く場面で、
この文章から学んだことを、少しも応用できないんですよ!
それは何度も言うように、しゃべりや聞き取りだけ追っかけてると、「丸暗記が精一杯」だからです。
100回トライしてしゃべれるようになって、「文章の詳細」、ちゃんと分かってますか!?
「文章の詳細」分かってないで、「現実に応用」、できますか!?
意味ないんです、そういう変な努力しても。
そして「文章の勉強」をしていく時に、必ず出てきた単語の発音もチェックしてください!
それやらないと、「英会話に全く応用できない」ですから。
「応用」、なんです、会話は私は、「応用」してるに過ぎません。
それは私も無責任な「英会話指導」にさんざん振り回されてきたし、
ヨーロッパでも必要以上に苦労したし、
日本でも色々勉強してみて、またYou Tube で言ってる人や本なども一通り見た上での結論です。
「英会話やりたかったら」「英会話もやりたかったら」、
必ず、「文章力」をこのように、鍛えてください!
そしてそれは、「2~3行の、ビジネスっぽく見える今回のような文章」、
これが一番です!
「ビジネチック英文」、ですね!
で、あまり量が多いとみなさんやる気を失うでしょうから、
1回にこのような文章1文、これでいいです!
そして「毎日」、と言いたいところですがぜひ続けていただきたいので、
「1回15分・週3」でもいいですから。
もし今まで全く勉強してなかったら、いきなり毎日とか、1日何時間とか言っても、続かないでしょ?
カンタンです、カンタンに行きましょう!
そして続けましょう!
一見長くてこのように難しい文章も、区切って、文章として、順々に追っかけてみたら、
「なーんだ!」と思われたんじゃないですか?
頭から最後まで何も分からず、ただ何とかうまく「言い切ろう!聞き取ろう!」
そんなことしてるから、訳も分からず難しい文章になります!
そして何も学べません!
一見地味かもしれませんが、こういう英文に少しずつでも取り組んでいくことが、間違いなく、「あなたの英語の総合力」を高めていくことになりますよ。
それはもちろん「英会話」も含んでいるし、
私の様々な経験から、「英会話は応用に過ぎない!」のです。
「音」だけで何とか済まそうとしたら、間違いなく、全て大失敗しますよ!
長くなったので次回、また同じ文章で、今度は「現実的に応用させる例」を、書きます!
あなたがそれができなかったら、学ぶ意味が、全くないですからね!
また金曜日、書きます。