(21)  そもそも、”available ” は、なぜ人にもモノにも利用できるのか?(訂正記事)

(写真は記事の内容とは直接関係ありません)

こんにちは、小山です。

そもそも、「”available ” は、なぜ人にもモノにも利用できるのか?」

今回はその主旨に立ち返って、訂正記事を書かせていただきます!

前回まで3回、迷走しました、大変申し訳ありません。

大きく外していた訳ではないと思いますがそれでも、視点がズレていました。

早速行きます。

英語教育というモノは、日本で150年近くあるようですが、

では、「なぜ、日本で”available ” という単語がそれだけの年月、解明されなかったのか?」

という答えでもあると思います。

それは一言で言うと、「日本人の気質と文化」に原因があると思います。

それは私はヨーロッパで3年も働いて、色々な国の外人さんともかなり接したので、

そう考えてみると余計、「ああっ、そうだな。」と思えます。

結論から言うと、”available ” は「利用可能」

この一言だけ解釈してください。

今日は実例をたくさん示しながら、実証してみせます。

まず、”employ all available means”「あらゆる手段を講じる」

有名な先生が言われている、「スタンバイOK !」な手段?

ちょっとムリがありませんか?

私が前回まで言っていた、「たまたまフリーな手段」も、ちょっとムリがありそうです。

「利用可能な全ての手段を講じる」んです。

自然ではありませんか?


はい、次、前回(20)で示した2つの例文、

「スターウォーズのダース・ベイダーのセリフ」”I want every ship available ”

「全ての利用可能な船が欲しい。」

です。

大丈夫ですね?

次、「京成船橋駅のモーニングライナーの案内」”Ticketless services are available for the Morningliner.”

「チケットレスサービスが、モーニングライナーに利用可能です。」

大丈夫ですね?

次、(19)で取り上げた”This product is available on the Internet.”

「この商品は、インターネットで利用可能。」

はいっ、まずここです!

「”ネットで”購入できる」、

つまり「買える」ということは、日本人は、「利用可能」とは言いません。

「モノを買う」、これを日本人は「利用可能」とは言わないので、

敢えて「(モノが)入手できる」とか、言っています。

しかし、それだと”available ” という単語を正確に理解することはできないので、まずは「利用可能」。

これだけ使って、解釈してください。

「”インターネットで”利用可能。」

ただそれだけです。

その後、現実的な日本語にしたかったら、従来どおり「入手できる」とか「買える」に直してください。

ここで従来どおり「入手できる」とまずやっていると、頭が重くなり、また分からなくなります。

そこは私が検証していますが、お疑いなら、やってみてください。

“This product is available on the Internet.”

「ネットで利用可能」と言ったら、「ネットで買える」ということですよね。

そうです、「意味としては同じ」なんです!

なのでまずは、「利用可能」で統一して理解してください、ということです。

はいっ、次、最大の難関、「人」です!

そもそも、「”available ” は、なぜ人にもモノにも利用できるのか?」

原点は、そこです!

そして私は、辞書の例文を再度見直してみました。

そしてあることに気付きました、

「なんか、利用可能という言葉がよく浮かぶな。」と。

そして、「ああっ、とにかく”利用可能”とまず解釈すれば、問題ないのだな。」

と、気付きました!

日本では、「人を利用可能。」とは、絶対言いません。

そう、絶対言わないのです!

これは明治以来150年近く続く英語教育において(英語教育だけではありませんが)、

一貫してそうだったでしょう。

だから「”available ” を正確に理解できなかった」のです!

(18)で取り上げた例文、”Are you available this afternoon? “「今日の午後、手空いてる?」は、

例えば、「頼みたい仕事ができたけど、たまたまあなた、手空いてる?」ということを私書きました。

そういうケースが多いと思うので、

有名な先生が言われている「スタンバイOK !」ではなく「たまたまフリー」でしょう!

と、私書きました。

しかし「たまたまフリー」でも合わないケースが出てきたので、私、再度検証しました。

そして人の場合、”Are you available this afternoon? ”

「今日の午後、あなたは(私にとって)利用可能か?」と、まず訳せばいいのです!

「そんなこと人に言っていいの!?」とか言わないでください。

それが150年近く理解できなかった原因なのですから。

そしてそれを理解することが、外人さんを理解することでもあります。

外人さんと日本人は、こだわっているモノが違うのです。

「人が自分や他人にとって、利用可能か?」なんです。

そういうニュアンスを気にしてないから、モノにも人にも「利用可能」で、同じ単語を使うんです。

単純に考えてください、同じ単語で”Ticketless services are available.”と”You are available.”と、

「人とモノ」に、使うでしょうか?

だから「利用可能」なんです、両方とも。

事前に「スタンバイOK !」だろうとたまたま空いてようと、「利用可能」なんです。

そこが私もハマりました。

話し戻しますが、だから自分で”I am available this afternoon.”と言ったら、

「私は(あなたにとって)利用可能ですよ。」とまず直訳し、

そしてその後現実的に、「課長、今日の午後なら、私、手空いてますよ!」

と、訳せばいいのです。

「(人にとって)人が利用可能。」

これです、これが最大のキーポイントです!

もうちょっと人の例文出します。

“The president was not available for comment.”「社長はコメントには応じてくれなかった。」

つまり社長は「コメントに答える意思をスタンバイ!」もしてなく、

「たまたまコメントに答える時間がなかった」とかでもなく、

ちょっと悪どく言えば、「社長をコメントにうまく利用できなかった、コメントしてくれれば、私、有利だったのにー。」

ということです。

つまりは、「私が有利なように、社長は動いてはくれなかった!」という意味ですね。

とにかく、「利用できなかった」んです。

「(人にとって)人が利用可能。」

この考え方です!

明治以来150年間、日本が”available ” を本当に理解できなかった、考え方です!

「モノ」をもうちょっと出しましょう。先日、成田のドトールの窓に、

“English menu is available in the shop.”「英語のメニューが店内で利用可能。」と書いてありました。

また、”No rooms available ” とホテルに張ってあったら直訳は「部屋は利用不可」ですから、

「満室」の意味ですね。

最後、また人です。

“I can make myself available to meet with him next week.”「来週彼に会えるよう、予定を調整できます。」という意味ですが、

「私は私自身を、彼に会えるよう利用可能にすることができる」、のです!

もう一つ、”I made myself available to him for legal consultations. “「法律相談のために、彼と会う時間を作った。」

という意味ですが、「法律相談のために、(彼に対して自分を)利用できる状態にした。」のです。

ということで11個例文を出して、流れとしては「直訳→実際の日本語っぽく訳す」がいいですね。

直訳というのは、「自然な言葉ではない」ということで敬遠されますが、

こと長年、日本でうまく解明されなかった”available ” に関しては、

まずは「利用可能で全て直訳してみる」。

そうすれば全てスッキリ理解できる!と、色々な例を出してみました。

異論があれば、遠慮なくコメントしてください。

私はそれだけ自信があります!

150年もよく理解されなかった原因、

また有名な先生が「スタンバイOK !」と言っているのが一部のケースでは当てはまらなかったり、

私が前回まで3回、「たまたまフリー。」と迷走してしまった原因、

それは全て、「日本人の気質のマジメさ」が原因と思われます。

一番は「人を利用する、などとは絶対に言ってはいけない!」という文化でしょう。

そして「人・モノ」は分離してちゃんと解釈し、

モノでも「購入できる」は「利用できる」とは言わない、

その辺りのキッチリとした生真面目さ、

これが長年、うまく理解できなかった最大の原因ではないでしょうか?

有名な先生の「スタンバイOK !」でも、解釈できないこともないとは思います。

しかし私は、「スタンバイ!」という言葉に、どうしても「事前に念入りに準備する。」

というニュアンスを、強く感じてしまうんですよ。

だからこだわりました、そしてそういう「予習的要素」がない「たまたま」のケースも多いので、

「たまたまフリー」という言葉で、記事を書きました。

しかし当てはまらない例文もあったので、焦って(笑)、再度辞書を見直してみたら、

「利用可能」という言葉ばかり浮かんでくるので、

「なんだ!」ということに、気付きました。

どう見ても、「利用可能」なんですよ。

今日出した11個の例文、これは辞書を見たり映画を見たり、また街に貼ってあった貼り紙だったり、

今のところ、私が気になった全ての例文です。

それらは全て、「利用可能」で処理できました。

だから異論あったら、どんどんコメントください。

しかし私的には、3年間のヨーロッパでのビジネス経験を思い返しても、

「ああっ、外人さんってそうだよね!そういうとこ、こだわらないよね!」

ということになります。

名刺交換で、名刺投げてますよ(苦笑)

そのあたりは、また別の機会にお伝えできればと思います。

また書きます。



 

 

 

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